こんばんは。daikiです。
介護資格は初任者研修や実務者研修、介護支援専門員など複数存在しますが、介護の仕事をする上で必ず知っておくべき資格が3つあります。
というか知らずに働いていても自ずと知ることになる資格です。
それが介護初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士の3つの資格です。
どんな資格なのか解説していきたいと思います✌️
介護初任者研修
以前はホームヘルパー1級、2級、3級、介護職員基礎研修という資格があったのですが、2013年4月1日の制度変更になり、介護初任者研修が介護職の入門的な位置づけの資格となっています。
介護職員初任者研修は介護の基礎知識・スキルがあることを証明できる入門資格です。
ちなみに私はこの資格の非常勤講師をたまにしていました。
初任者研修資格を取得していると、採用時に有利になったり、給与の面で優遇されることもあります。
最短1か月という短期間で取得できるので、これから介護の仕事を始めようとしている方や、すでに無資格で働いている方に是非とも取得して欲しい資格です。
取得するまでの期間
取得期間は週5日でスクールに通うと1ヶ月程で取得できます。実技90時間、座学40時間の合計130時間のカリキュラムです。
初任者研修資格取得にはスクールに通い、修了試験をパスする必要があります。
合格点はおおよそ70/100点以上ですが、理解できているかを確認するための試験です。
ほとんどのスクールで追試が受けられるので安心して大丈夫ですよ。
費用
受講料は5~9万程度で地域や時期によって変わります。
介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位にあたる資格です。
介護福祉士試験を受験するために終了が義務づけられている研修で、介護職員初任研修より専門的な内容になっています。
無資格、未経験者でも受講できます。
実務者研修を取得することによりサービス提供責任者として働くことができる他、医療的ケア(たん吸引や胃ろうなどの経管栄養など)実践的なスキルが身に付きます。
介護施設で働きながら介護福祉士を目指すためには、実務者研修の修了が必須のため、これから介護職でステップアップしていきたい方は、是非とも取得したい資格です。
取得するまでの期間
取得期間は有資格によって変わります。
- 無資格の方 受講期間6ヶ月 学習時間 450時間+医療的ケア講義・演習16時間
- 初任研修終了者 受講期間4ヶ月 学習時間 320時間+医療的ケア講義・演習16時間
- ホームヘルパー2級修終了者 受講期間4ヶ月 学習時間 320時間+医療的ケア講義・演習16時間
- ホームヘルパー1級修終了者 受講期間2ヶ月 学習時間 95時間+医療的ケア講義・演習16時間
- 介護職員基礎研修終了者 受講期間1ヶ月学習時間 50時間+医療的ケア講義・演習16時間
費用
受講料は有資格、地域や時期によって変わります。
無資格の方 20万前後
- ホームヘルパー2級、介護職員初任者研修終了者18万前後
- ホームヘルパー1級修了者 7万前後
- 介護職員基礎研修修了者 5万前後
終了試験の実施義務はないのですが、実施しているところが多いですね。介護初任と同じく理解できていか確認するための試験です。
介護福祉士(国家資格)
介護福祉士は介護職唯一の国家資格です。
介護職のキャリアパス上位にあたる資格のため、取得難易度はやや高めです。
資格を所得する方法
資格を取得をする方法(ルート)として、介護福祉士実務経験ルート、福祉系高校ルート、養成施設ルートの3つがあります。
社会人が働きながら介護福祉士を目指すには、介護施設での実務経験3年以上と、実務者研修を修了するという2つをクリアし、国家試験に合格する必要があります。
資格取得ルート図の詳細は公益財団法人社会福祉新興・試験センター(http://www.sssc.or.jp/kaigo/shikaku/route.html)のホームページ内参照してください。
実務者研修資格の取得にはスクールに通う必要があるため、まだ実務者研修資格をお持ちでない方は受講するようにしましょう。
125問中75点程度(おおよそ60%程度)が合格ラインです。問題の難易度によって合格点が補正されます。合格率概ね70%ぐらいですね。
年一回1月に筆記試験があります。
費用
受験料は税込み15300円です。
まとめ
介護職は専門的な知識や技術が必要とされる仕事です。現場で働きながらだけでは知識、技術が根拠に結び付くまでに時間がかかりますし、キャリアアップや年収アップを考えるのであれば是非とも取得した方が良いです。おいおい転職にも役に立ちます。
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